我が家に15年一緒に住んでいた猫はシンガプーラという種類の猫です。
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今ではネットで検索するとシンガプーラについて調べることが
だいぶできるようになって来ましたが我が家に迎えようと思って調べて
いた頃はあまりたくさんの情報や飼っているおうちのブログなども
数える程度しかありませんでした。
だいぶ増えて来たとは言え他の人気の猫種に比べるとまだあまり
一般的にはあまり知られていないようなのでシンガプーラの猫について
一般的な情報とうちで飼っていた様子も交えてご紹介していきます。
シンガプーラの歴史
シンガプーラって不思議な名前ですよね。さて一体ルーツはどこでしょう?
割と想像しやすいと思いますが正解は「シンガポール」でした!
シンガポールではなんと下水溝にすんでいるノラねこちゃんなのでした。
下水溝=ドレインを中心に生活していたのでドレインキャットなんて
呼ばれていたようです。
1970年代にシンガポールを訪れていたアメリカ人夫妻が小柄な
ねこを見つけてアメリカに連れて帰り繁殖をし1980年代にアメリカで
公認の猫種として認定されたそうです。そこから世界中に広がり
ここ日本でもシンガプーラと暮らすことができるようになりました。
シンガプーラはかわいい(特徴)
シンガプーラはセピアアグーチと言われる淡い茶のような毛色で
アーモンド型の目の周りはアイラインがあります。
目は透き通っていてとってもきれい。横から見ると宝石みたいです。
大きなお目目と耳。小さな体にすらりとした体型でうちにきた
お客さんからは思わず「かわいい!」という第一声がよく聞かれました。
本当に親バカみたいですがすっごくかわいいタイプです。
美しいねこちゃんもいればわんぱくな猫ちゃんもいる中で「かわいい」という
形容詞がぴったりなねこです。
長いしっぽの先は黒くて腕(前足)の内側にはバーリングという
いう縞模様があります。
小さいけど元気いっぱい
公認の猫種の中で世界最小と言われています。
平均体重は3キロに満たないということですがうちの子は
食欲が旺盛だった頃は3.7キロぐらいの時もありました。
それでも外のねこちゃんに比べると小ぶりで筋肉質な特徴のある体型でした。
ちなみに猫の小型〜大型ではどのぐらいの差があるでしょう?
猫の大型だと8キロ越えの10キロ代の子もいるのでかなりおおざっぱですが
○キロ”前後”としています。
ねこ | いぬ | |||
小型 | 3キロ前後 |
シンガプーラ マンチカン |
4キロ前後 |
トイプードル ポメラニアン |
中型 | 4キロ前後 | アメリカンショートヘア スコティッシュフォールド |
10キロ前後 | ビーグル スピッツ |
大型 | 6キロ〜12キロ前後 |
メインクーン ラグドール |
30キロ前後 | ゴールデンレトリバー シベリアンハスキー |
ねこは犬ほど大型、小型の差がありませんが、ねこの大型は12〜3キロが
限界で、それ以上に大きくなってくると
人が扱うには危険になってくるそうです。
大型犬と同じぐらいの大きさになるとヒョウとかピューマぐらい
と聞くと、た、、確かにそれは飼えないです、となりますよね。
ノラ猫として外を歩いてたらめっちゃ焦ります。
小柄のシンガプーラから少し話題がそれちゃいました。
シンガプーラの小さい体をキープするためにご飯を抜くとかはやめてあげてくださいね。
遊ぶの大好き
人が大好きでとてもなついてくれます。
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少し臆病なところもあり、飼い主以外には警戒する子も
いるようですがうちの子ははじめての人でも肩に乗っかっちゃう
わんぱくさんでした。好奇心旺盛で子猫の頃は色んな遊びに
のってきてくれました。ひとりでもしょっちゅう運動会を開催してる
感じでバタバタバタバタ!バタバタバタ!とあちこち
走り回って楽しそうにしています。おとなになっても
紙やビニールで丸めたボールの投げたり、ぶら下げると飛びつく
遊びなどだいすきでした。
抱っこも大好きで本や新聞を読んでいると構ってよーと
膝や新聞の上にのったり人間の子供みたいに遊んでアピールしてきます。
苦手なことは・・
神経質な面があり最初から一緒のねこちゃんは大丈夫そうですが、
違う時期に別のネコちゃんと一緒に飼うには気を使いそうです。
一時的に他のねこちゃんと暮らした事がありましたが
うちの子は慣れる事なく近くに寄らずに過ごしていました。
苦手なこともいくつかありましたよ。
大きな音が怖いようで雷が鳴ると震えていたり
とても入るのが大変そうなベッドの下にぺしゃんこになって
もぐったりしていました。初めの頃はどこに行っっちゃったのか?
分からず焦って探し回ったこともありました。
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ニャーとかミーとか言わない!?
鳴き声は小さい方だと思います。ネコらしいニャーとかミーという
可愛らしい声をうちでは聞いた事がありませんでした。
ニ”ャーヲ、みたいな声やヴニーとお喋りしてるような声をよく出してました。
低めであんまり可愛くないような声が逆に可愛かったです。
他の子は又違うかもしれませんが一般的にも鳴き声は小さくて
あまり鳴かない、と言われています。
暮らし
暑い国の出身なので比較的暑さに強いとは言われていますが
日本の夏もたいがいな暑さですよね。人間と同じく暑すぎると
ぐったり気味になるのでクーラーは欠かせません。
冬の寒さも得意ではないようです。
夏はバスケットに入って寝てましたが冬は人間と一緒にお布団に
潜り込んできます。頭から入って布団の中でUターンして布団から顔を
ちょこんと出して一緒に寝るのが本当に愛らしくて幸せな時間でした。
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15歳でした
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そしてシンガプーラとのワクワクするような楽しい毎日がどんどん
すぎて15歳の冬に旅立っていきました。
うちの子は12歳ぐらいの頃から腎臓が悪くなり何度か手術を
しました。最初の手術のとき、もしかしたらもう危ないかもしれない
と言われながらなんとか復活。数年は今まで通りに元気に暮らしました。
2度目の手術は旅立つ1年ほど前でしたがその時もなんとか元気に
なったかな、という感じだったのですがやはり年齢が高くなり
夏も元気がなくてとっても痩せてしまい、秋には少し食欲を取り戻し
ましたが冬にはごはんが食べられなくなってしまいお別れしました。
ここのところは思い出すと今でも辛く涙が出ますが一緒に過ごした
15年間、笑いを癒しと元気と、、楽しい思い出がたくさんできました。
シンガプーラの平均年齢は10〜15歳と言われているので病気では
あったけど天寿を全うしたのかな?って思っています。
これからシンガプーラを飼いたい、興味があるという方
本当にかわいくて魅力的なねこちゃんです。
是非出会いがあったら仲良く触れ合ってくださいね♪
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